日本・ロシア音楽家協会 ЯРOM
Japan-Russia Society for Musicians Японо-Российское общество музыкантов
ホーム > 対話、そして共感へ・・・日本とユーラシアをつなぐデュオの夕べ > 開催レポート
対話、そして共感へ・・・
日本とユーラシアをつなぐデュオの夕べ   開催レポート
2023年11月30日(金)19:00開演 (18:30開場)
会場:すみだトリフォニーホール(小)

11月30日のすみだトリフォニー小ホールでは、様々な二重奏による素敵なコンサートがありました。

”様々な二重奏”って?と思われた方、詳しく説明いたしますと、①ピアノ2台、②ヴァイオリン+チェロ、③ヴァイオリン+ピアノ、④ホルン+ピアノ、⑤ヴァイオリン2挺と、5通りの編成による、様々な時代の、国籍の、様式の名曲が約2時間半にわたって披露されたのです。とても贅沢なコンサートでした。多彩なプログラムに素敵な演奏!

当日のアンケートでは「またとない格別な奇跡に巡り合った」との言葉を賜りました。いらしてくださったお客様も出演者も、幸せに包まれた楽興の時でした。

F.アミロフ(1922-1984)、E.ナジロヴァ(1928-2005)共作
《アルバニアの主題による組曲》(1955)
ピアノ: Primo 石澤直子  Secondo 横井玲子
島田 萌(1995- )作曲
《三つ折り》(2023・世界初演)
ピアノ: Primo 太田由美子  Secondo 志村泉
R.グリエール(1875-1956)作曲
《ヴァイオリンとチェロのための8つの小品Op.39》(1984)
ヴァイオリン: 瀬川祥子  チェロ: 安田謙一郎
平井 正志(1957- )作曲
《「絆」ヴァイオリンとピアノの為に》(2023・世界初演)
ヴァイオリン: 高橋和歌  ピアノ: 上野優子
A.グラズノフ(1865-1936)作曲
《ピアノとホルンのための「夢」》(1890)

P.チャイコフスキー(1843-1893)作曲
《ユーモレスク Op.10-2》(1871)

ホルン: 今瀬康夫  ピアノ: 宮崎万記子
堀越 隆一(1949- )作曲
《2台のピアノのための「ふたつの島」》より
1.嵐の兆し(2023・世界初演)  2.風のなかで(2008,2023・改訂版初演)
ピアノ: Primo 志村泉  Secondo 太田由美子
A.アルチュニアン(1920-2012)、A.ババジャニアン(1921-1983)共作
《アルメニア狂詩曲》(1950)
ピアノ: Primo 鷲宮美幸  Secondo 古畑由美子
S.プロコフィエフ(1891-1953)作曲
《2つのヴァイオリンのためのソナタ Op.56》(1932)

R.グリエール(1875-1956)作曲
《2つのヴァイオリンのための12の小品 Op.49》より第1番(1909)

第1ヴァイオリン: 大谷康子  第2ヴァイオリン: 高橋和歌
S.ラフマニノフ(1873-1943)作曲
《組曲第1番 「幻想的絵画」 Op.5》(1893)
ピアノ: Primo 矢澤一彦  Secondo 上野優子
終演後、全体写真
ホーム > 対話、そして共感へ・・・日本とユーラシアをつなぐデュオの夕べ > 開催レポート