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日本・ロシア音楽家協会 2017 - I
ロシア革命100周年「革命を潜り抜けた作曲家たち」
2017年
10月5日(木)18:30開演(18:00開場)
会場:豊洲シビックセンターホール
入場料:一般4,000円、学生2,000円(全席自由)
主催:日本・ロシア音楽家協会
協賛:カワイ音楽振興会
後援:在日ロシア連邦大使館、ロシア連邦交流庁、日本ユーラシア協会、(一社)全日本ピアノ指導者協会
チケット取り扱い:
日本・ロシア音楽家協会 048-956-6262 http://japan-russia-sfm.net/
カワイ音楽振興会
http://kawai-kmf.com(Web予約のみ)
カンフェティチケットセンター 0120-240-540 
http://www.confetti-web.com/japamrussia2017

(クリックで拡大 pdf)

「銀の時代」...今から 100 年前のロシアの詩の最盛期をこのように呼びますが、詩だけで なく、絵画、演劇、思想、そして音楽でも、綺羅星の如く個性豊かな才能が出現しました。 そこへ襲い掛かったロシア革命の波!革命から逃れ亡命した人や、国に残り必死で活動し た人など、皆、懸命に激動の時代を走り続けました。このコンサートは、そんな彼らに思 いを馳せながら、革命後から第 2 次世界大戦にかけての、多彩なロシアの名作を一気にお 聴き頂けます!ロシア音楽のスペシャリスト達による演奏を、たっぷりとお楽しみ下さい。
  

プログラム&プロフィール

1.ニコライ・メトネル:回想ソナタOp.38-1

ピアノ:
志村 泉
東京藝術大学附属音楽高校、同大音楽学部、同大学院を卒業。松原緑、伊達純、M.ムンツの諸氏に師事。在学中にクロイツァー賞受賞。1979年のデビューリサイタル以後、バロックから現代までの幅広い作品で数多くのリサイタル、また独自のコンサートシリーズを続けている。海外での演奏も多い。“ピアニストとしての優れた現代音楽演奏”に対して、「中島健蔵賞」を受賞。日本・ロシア音楽家協会会員。

2.アルトゥール・ルリエー:フェニックス・パーク・ノクターン

ピアノ:
岡田敦子
東京藝術大学博士課程修了。学術博士。伊達純、W・トロップの各氏に師事。スクリャービンを始めとするロシア音楽の演奏には定評があり、「スクリャービン生誕125 周年音楽祭」(モスクワ)や「ショパン没後 150年国際会議」(ワルシャワ)等に招かれ、演奏、講演を行う。フランス、アメリカ、韓国等のマスターコースの講師も務めている。校訂楽譜『スグリャービン・ピアノ曲全集』(春秋社)、著書『瞬間は永遠のなかに−世紀末のピアニズム』(作品社)等がある。現在、東京音楽大学教授。

3.ストラヴィンスキー:ピアノ・ソナタ

ピアノ:
武内俊之
東京藝術大学附属音楽高校、同大音楽学部、同大学院をいずれも首席で卒業、修了。第63回日本音楽コンクール第1位ほか受賞歴多数。文化庁芸術家在外研修員としてカールスルーエ国立音楽大学大学院修了、独国家演奏家資格取得。ソロおよび東響、日フィル、バーデン=バーデンフィル等のオーケストラとの協演を中心として、内外で数々の演奏会に出演、中でもロシア音楽には多くのレパートリーを持ち、高い評価を受けている。現在福岡教育大学准教授。

4.ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲Op.42

ピアノ:
佐藤勝重
桐朋学園女子高校音楽科(共学)、パリ国立高等音楽院、パリ・エコール・ノルマル音楽院をそれぞれ首席・一等賞卒業。2004年、12年の在仏を経て帰国。2012年初ソロCD「ノクチュルヌ」が、レコード芸術誌特選盤に選ばれ大きな反響を呼んだ。2016年セカンドCD「オマージュ」をリリース(同誌準特選盤)。室内楽にも活動の場を広げ、日本を代表する弦、管楽器の多くのアーティストから信頼を得ている。桐朋学園音楽大学、昭和音楽大学講師。

5.ロスラヴェッツ:2つの詩曲

ピアノ:
岡田敦子

6.ミャスコフスキー:ピアノ・ソナタ第3番ハ短調Op.19

ピアノ:
上野優子 (C)Akira Muto
桐朋学園女子高校音楽科、イモラ国際ピアノアカデミー(伊)、パリ・エコールノルマル音楽院コンサーティスト課程をそれぞれ卒業。フンメル国際ピアノコンクール他入賞多数。都民芸術フェスティバル、パリ・サルコルトーなど、国内外の主要なホールで演奏。またコンクール審査や講座、昭和音楽大学での指導など、その活動は多岐にわたる。これまでに2枚のCDをリリース、「レコード芸術」誌準特選盤・準推薦盤に、それぞれ選出。公式ウェブサイト http://yuko-ueno.com 

7.プロコフィエフ:ロミオとジュリエットからの10の作品Op42 
  情景、モンタギュー家とキャプレット家、マキューシオ、別れのロミオとジュリエット

ピアノ:
田中正也 (C)Kazuya Akashi
15歳で単身ロシアへ。確固たるロシア・ピア二ズムのもと繊細かつ大胆な「プロコフィエフ弾き」として国内外で活動。モスクワ音楽院卒業後ローム・ミュージック・ファンデーションより奨学金を得て同大学院修了。カントゥ国際ピアノコンクール第1位他多数受賞。サンクトペテルブルグ カペラ交響楽団、東京フィル等と協演。CD録音も精力的に行い「レコード芸術」等で高評を得る。日本演奏連盟会員。大阪芸術大学演奏学科講師。

8.ショスタコーヴィチ:@ピアノトリオ第2番ホ短調Op.67

  

左から
ヴァイオリン:瀬川祥子 
チェロ:安田謙一郎 
ピアノ:矢澤一彦
(C)酒寄克夫

ヴァイオリン:瀬川祥子
桐朋学園女子高校音楽科を経て、モスクワ音楽院、ベルリン芸術大学他で学ぶ。ヴィオッティ国際コンクール最高位他を受賞。モスクワ・フィル、メキシコ州立管弦楽団、東京交響楽団、読売交響楽団等との共演の他、日本、欧州各地でソロ、室内楽で演奏活動をしている。アンサンブル・ナフェア、トリオ・ソ・ラのメンバー。これまでにイザイ無伴奏ソナタ全曲、モーツァルトのソナタ、「Libesleid」等のCDがリリースされている。
チェロ:
安田謙一郎
斎藤秀雄氏に師事。1965年日本音楽コンクール・チェロ部門第一位大賞。1966年第3回チャイコフスキー国際コンクール第3位入賞。ガスパール・カサド、ピエール・フルニエ両氏に師事。1974年にはサンフランシスコで小澤征爾指揮サンフランシスコ響と共演。1986年から安田弦楽四重奏団メンバー、80曲に及ぶハイドンの弦楽四重奏曲全曲演奏、ベートーヴェン年代順室内楽作品全曲演奏など務める。近年は作曲家としても活動を続けている。日本現代音楽協会、日本音楽舞踊会議 会員。
ピアノ:
矢澤一彦
東京藝術大学附属音楽高校、同大音楽学部卒。ベルギー王立ブリュッセル音楽院でエフゲニー・モギレフスキー氏に8年間半にわたり師事。同音楽院ピアノ科上級課程、ピアノ伴奏科、室内楽科上級課程を卒業。マルサラ、アンドラ、オルレアンの各国際ピアノコンクールに入賞。帰国後もリサイタルや夫妻でのコンサートをはじめ、室内楽やオーケストラとの協演他多数出演する。日本・ロシア音楽家協会運営委員。昭和音楽大学非常勤講師。

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